標高差:1,039m
累積標高差:1,428m

2013年08月13日(当時64歳)


日本二百名山に戻る

青森県西津軽郡深浦町
登り:3時間39分下り:3時間01分
トータル:6時間59分(マテ山コース往復、休息20分含む))
ウィキペディアから
 
山頂付近は偽高山帯で森林限界となっている。山頂からは白神山地核心地域の雄大な景色を望める。
山頂にはトイレと避難小屋があるが、世界遺産登録以降は登山客が増えオーバーユースが懸念される。
白神山地の最高点は、白神岳の北東約4kmにある標高1,250mの向白神岳であるが、登山道はない。
白神岳に対して向白神岳は「女嶽」とも表記され、一対として捉えられていたという説もある。
Road Map :東北道を浪岡ICで下りて、R101を西進し日本海沿いを南下する。
Route Map:林道ゲート前の登山者用駐車場から、マテ山コースを往復する。
日本二百名山』 低山であるが行程が長い。 行程中も山頂からも見るべきものは何も無し。
白神岳
  標高1,235mの低い山に往復7時間を要しながら、途中に見るべき物は何もない退屈な登山道だった。 山頂からの展望も岩木山が見えたのは嬉しかったが、他に見るべき山はなかった。 まぁ、北海道を除き一番遠い山が片付いた喜びだけである。
今日の温泉
  無難に昨日、入浴して展望が良かった ”釜石温泉”(\500)の展望風呂に
再度、入浴する。
岩木山に移動する
  岩木山スカイラインで八合目駐車場まで上がるが、宿泊届けが必要らしく、書かされる。 届けさえ書けば八合目駐車場での車中泊はOKらしい。
八合目は天気最高で西日が当る山頂がバッチリ見えていた。
油断していたがリフトが4時まで動いており、それに気付いたのは3時55分で登山の準備を5分では出来ず、当日の登頂をみすみす諦めることになる。 夕陽に照らし出される岩木山を見ながら悔しい思いになった。
これで明日、ガスってしまえば最低だ。
−−− 駐車場 登山口 二俣分岐 最後の水場 蟶山分岐 大峰分岐 白神岳
登り 4:50 4:57 5:30 6:11 −−− 8:12 8:29
下り 11:49 11:42 11:19 10:43 10:15 9:04 8:48
前日の移動
  八甲田山登頂3回目もガスでリベンジならずで、同じ天気の岩木山登頂も諦め、白神岳登山口に向う。
日本海の千畳敷等を眺めながら潜りをしたい気持ちに駆られながら、
途中にあった”十二湖”を散策する。  展望温泉(釜石温泉)で汗を流し、白神岳登山口に向かう。
111白神岳 (1,235m)
2013年度の東北の山遠征
駐車場の横にある立派な大きなトイレ。 トイレの左側から登って
行くが、直ぐに舗装された林道に出る。 この先の林道はゲートで
車止めされており、ここからの道はショートカットだった。
車中泊をした登山口駐車場。 写真は下山時のものであり、朝は1台
停まっているだけで、その車のハイカーは下山して来なかった。
テント泊なら良いのだが、何か心配。 4時40分に歩き始める。
林道歩き7分で登山口に着く。 小さな小屋は登山届けの大きなポスト
だった。 小さな駐車場もあり、ゲートが無ければここまで車で来れる
のだが・・・ 真っ直ぐに進んで登山道に入って行く。
しばし、舗装された林道を歩いて行く。
今日は薄曇りながら、この先の天気は予想出来ない。
40分歩いて初めての変化点である ”二俣コース分岐”に着く。
”二俣コース”に入りたかったが、危険、崖崩れの注意があり、
増水もあるかも知れないので、一人で行く勇気は湧かなかった。
今日は安全そうな ”マテ山コース”で登ることにする。
登山道は歩けど歩けど、フラットな道で優しい道であるが、
距離が長く退屈極まりない。 終始、展望は利かない。
薄曇りと樹林帯がお陽さんを遮ってくれて暑くはないが、
湿度が相変わらず高く、穏やかな道でも汗は掻いている。
相変わらず、登りの緩やかな道が続くが、いつ登らせてくれるのか
イライラも出て来る。 急登りになればなったで、しんどいんですけど!
ここまでも ”水場”は沢山あったが、1時間21分にて2ヶ所目の
変化点 ”最後の水場”に着く。 ここまで遠かったが、殆んど標高
を稼いでいない感じだった。
”最後の水場”を過ぎてからはやっと登りがきつくなってくる。
ロープに頼る程の急登ではないが、こんな登りが続く。
”マテ山”への登りが続き、いつしか尾根筋に入ってしまい
”マテ山分岐”を見逃す。 尾根筋に入ってからは、
再び穏やかな道になってしまう。
尾根筋を進んでいて2時間56分にて、日本海の展望が得られた。
逆に考えると3時間の間、展望は無しだったのだ。 ハイカーが一人下りてきて、
車の持ち主か聞いて見ると、避難小屋で一泊したらしい。 心配した話しをする。
尾根筋から西側の山を見る。
平凡な山の羅列で、これって言う山は見られなかった。
登って来た尾根筋を振り返り見る。
日本海近くの登山口から登って来ているので、相当歩いていることになる。
3時間22分にて ”大峰分岐”に着く。 左に曲がれば”十二湖”に
向うらしいが、道は相当荒れている感じがした。 距離がメッチャ遠い
ので行く気にはならない。 右に曲がって ”白神岳”に向う。
右側に見えるピークが山頂と思うが、見栄えしない山容である。
主尾根道に出ると遠景ではあるが唯一知っている山、 ”岩木山”が見えた。
”岩木山”の天気は良さそうに見えた。 明日も天気でいてくれよ。
最初、”避難小屋”と思った大きな建屋は近付いてみると ”トイレ”だった。
ここまで来ても山頂はしょぼく見えて、登りがいの無い山に思えた。
”公衆トイレ”の先にちっちゃな ”避難小屋”があった。
”避難小屋”のチェックは下山時にすることにして先を急ぐ。
横を通ると ”大型トイレ”だった。 ”公衆トイレ”と書いてあるが、
昔のキャンプ場のトイレの様で臭くて近付く気になれない。
山頂近くにこれだけの ”大型トイレ”を設置するのは、世界遺産に
認定されてからか?  でも、掃除までは手が廻らないだろうに。
3時間39分にて ”白神岳”(1,235m)に着く。
遠くから見た通りに山頂自体にはピーク感ゼロであったが、360°の大展望が得られていた。
只、見えている山々に特徴がまったく無く、面白みの無い山頂からの展望だった。
昨日、物産展で夜食のサザエ飯と共に買ったお寿司
(¥230)が余りにも可愛いかったので写真に撮っておく。
時間はまだ8時30分、山頂には一番乗りとなってしまい、
長い下りに備えて一人寂しく休憩する。 地元のハイカーでも
登ってくれば近隣の山名を教えて貰えるのに残念だった。
”二俣コース”を進んでいれば、沢歩きからの急登登りで、この尾根筋に至るらしい。
山頂で19分程、休憩して登って来た道で下山する。
遠くに登って来るハイカーが見え出した。
下山時に ”避難小屋”をチェックする。 中はこじんまりしているが、
防寒マットが準備されている。 中2階もある様だが、そこまでは
チェックしていない。
豪雪地帯の為か1階には窓が無く、息苦しい感じがした。
山頂付近にはお花畑が広がっている、時期的に遅いのか、大したものではなかった。
ガスがどんどん上がって来た。 下山するおいらには日除けになってくれて有難いが、
これから山頂に向うハイカーはガスの中になってしまいそうだ。
ガスが本気で上がって来た。 今日は早くに登り始めたので
助かった感じである。 ここまで2勝3敗、まだ負け越しだ。
”お花畑”の中に伸びる登山道を見る。
”最後の水場”に向って急下りをして行くが、
大したきつい下りではなかった。
下山1時間27分にて、登り時は見逃していた ”マテ山分岐”に戻る。”マテ山”へは薮道だし、山頂からの展望はないらしいので
”マテ山”には行かないことにした。
”最後の水場”からは緩やかな道を淡々と下るのみである。
下山1時間55分にて ”最後の水場”に戻る。 冷たい水で顔と腕を
洗い元気を取戻す。 ここの柄杓は ”焼石岳”の ”銀明水”にあった
ものとまったく同じ物で、溶接の下手糞さも同じだった。
ブナ林からヒノキ林に変わって来ると、登山口は近い。
時折、陽射しがきつくなるが、樹林帯に守られて暑さは感じない。
下山2時間54分にて登山口に戻る。 後は舗装路を少し歩くだけ。
駐車場には車が増えていたが、そんなにハイカーとはすれ違っていない。
”二俣コース”に入ったハイカーも居たのだろうか?
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